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自然光撮影の魅力とは
自然光とは太陽光、月光、星光、など自然の光源から発せられる光のことです。そして、その魅力をひと言で言うならナチュラルで美しい光質にあります。

自然光撮影のメリット
- 手軽さ:
特別な照明機材が不要で、カメラと自然光があればどこでも撮影できます。 - 自然な雰囲気:
自然光はその場の雰囲気を見た目どおりに撮影することができます。 - さまざまな陰影:
直接光が当たっている場所では強い陰影、そうでない場所では柔らかい陰影を作り出すので、撮影する意図によりどちらの表現も可能です。 - 色味の変化:
朝陽や夕陽のようにオレンジ色の暖かい色彩から、日陰でのブルー色のクールな色彩まで。
時間帯や、撮影する場所により色温度が変化するので、撮影意図によりさまざまな表情を表現することができます。
自然光のデメリット
- 天候に左右される:
当たり前のことですが自然は操れません。
曇りや雨の日などは思ったような撮影結果が得られないことがあります。 - 時間帯により変化する:
思い描いた光で撮影できる時間が限られます。
ただし柔軟な考えを持てばメリットにも転じます。 - 同じライティングは無理:
自然光は刻々と変化するので、ライティングは同じ条件で撮影したくてもそれは叶いません。
自然光撮影のポイント
デメリットもありますが自然光ほど偉大な光源はどこにもありません。
ただ自由気ままな光源ですので自然光で撮影するには撮影意図によっていくつかのポイントを押さえておきましょう。
- 時間帯を選ぶ:
例えば、人物撮影などでドラマチックな雰囲気を演出したいのなら、朝や夕方の柔らかくてオレンジ色の光を利用すると良いでしょう。 - 逆光で撮る:
逆光はどんな被写体でもドラマチックに演出します。
逆光をうまく利用することで、さまざまなイメージを表現することができます。 - ディフューズした光を使う:
レースのカーテン越しの光や、トレッシングペーパー越しのやわらかい光など使うと、優しい雰囲気を演出できます。 - レフ板を使用する:
逆光で撮影する場合などは、必ずレフ板を利用しましょう。 - 日陰を利用する:
日陰を利用することで、拡散した光が被写体を均一に照らします。 - 順光で影を利用する:
順光での強い陰影を利用することで「力強さ」や「元気」なイメージを演出してみましょう。
料理を撮るなら窓に向かって座れ!その理由は



instagramなどのSNSでは料理写真が溢れていますが、その中で目を引くのは、必ずと言っていいほど自然光で撮影された写真です。
自然光は、そのままで撮るだけでも十分雰囲気がありますが、ちょっとした工夫でさらに魅力的な写真にすることができます。
- 逆光で撮る:
逆光は被写体をドラマチックに演出すると前項でも書きましたが、料理ほど逆光が似合う被写体はありません。
逆光で撮ることで、シズル感が強調され思わず「美味しそう」と口にしてしまうような写真を撮ることができます。 - 窓に向かって座れ!:
カフェやレストランで料理を「美味しそう」に撮るには座る席が重要です。まず窓際のテーブルを探し、窓に向かって座ることがポイントです。そうすることで、自然に逆光で撮影することになります。
もしあなたが白っぽい洋服など着ていたら、それがレフ板代わりになりもう完璧です。
後は料理ができるのを待つだけ。 - アングルを変えてみる:
せっかくいい席に座れたのですから、同じアングルだけで撮るだけでなく、少し違ったアングルからも撮っておきましょう。
また料理にグッと迫ったアップも撮っておくといいですね。
まとめ:
自然光を操るのは難しい面もありますが、その反面さまざまな写真表現を演出してくれる唯一無二の光源です。無限の表情を演出する自然光を利用して、記憶に残る写真を撮って下さい。
※ちなみに照明器具を使ったライティングは自然光をお手本にしてそのイメージを目指してセットします。ですから、迷ったら『太陽はひとつ』と声に出してみましょう。

坂ノ上スタジオのCスタジオは広〜いガーデンテラスに面した大きな窓があります。 instgramなどの料理撮影には自然光たっぷりの窓際で雰囲気のある写真をぜひ!!